田舎の自転車屋が抱える不安と解決策☆ママチャリはもう買ってくれません

   

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徐々に減少していっている田舎の自転車屋。

 

原因は、単純に自転車が売れていないから。

 

昔は自転車屋は数多くありましたが、今では養父市で4店舗しかありません。

 

私の店が最後の砦になるかもしれません。

 

今の田舎の自転車屋が抱える不安とその解決策。

 

今日はそんなお話。

 

田舎の自転車屋が抱える不安

 

田舎の自転車屋の主な収入源は通学用自転車です。

 

といっても、それは子供の数が多かった頃の話。

 

今は子供の数が減り、自転車も他の量販店で安く買えてしまえるようになりました。

その中でも、安心と安全を提供できるのは当店の自転車だと自信を持って言えます。

ただ、どうしても値段では勝つことが出来ないので、量販店にお客さんが流れてしまっています。

精一杯営業をかけていけば、量販店に流れているお客さんを確保できるかもしれません。

しかし、子供の数という絶対数が年々少なくなってしまい、どれだけ確保しても正直それだけでは足りません。

通学用だけでは赤字まっしぐらなわけです。

 

それに加えて、ママチャリなんてもっと売れません。

ママチャリなんてホームセンターでも売っています。

仕入額以下の値段で売られているママチャリを見て、完全にお手上げです。

そこまで機能性を求められていないママチャリは、ほとんどホームセンターで皆さん買われます。

仮に当店でママチャリが売れたとしても、モノが安いので利益はかなり少ないです。

 

通学車シーズンが終わった今、メインとなる収入が修理やメンテナンスになってしまいました。

しかし、修理がメインの収入になるというのは、正直博打に近いのです。

誰かの自転車にトラブルが起こらないと、当店には来てくれないわけですから。

もちろん全くお客さんが来ない日もあります。

 

何とかしないといけない。

 

私は、いろいろと考えました。

 

新サービスとして始めた通学用レンタル自転車サービスも、現実は厳しかった

 

以前始めた新サービス。

 

通学用レンタル自転車サービス

田舎の自転車屋の新サービス「通学用レンタル自転車サービス」

サービスそのものは悪くないと思ったのですが、現実は厳しかったです。

そもそもレンタルを必要としないご家庭が多いのです。

始めてから気付いたのは、ターゲット層があまりにも狭すぎたこと。

 

実際のターゲット層が“核家族”しかいなかったのです。

 

多くのご家庭が、入学祝いにおじいちゃんおばあちゃんが孫に自転車を買ってあげるのです。

そういったご家庭が、私の思っていた以上に多かったわけですね。

これも田舎ならではなのでしょう。

ただ、ご契約が全くなかったわけではないので、これから少しずつ増やしていけると思います。

来年は更に見直しが必要ですがね。

 

そんなわけで、これ以外のことにも力を入れていくことにしました。

 

電動アシスト自転車とロードバイクに力を入れる

 

これからのシーズンは、この2本に力を入れていこうと思います。

 

  1. 高齢者に向けた電動アシスト自転車
  2. 健康志向の30~50代へ向けた入門用のロードバイク、クロスバイク

 

まずは電動アシスト自転車から。

高齢者の免許返納促進から始めていき、移動手段として電動アシスト自転車に乗っていただこうという考え。

そう簡単にはいかないと思うので、これからいろいろな方にご協力をいただきながら進めていけたらと思います。

以前こんな記事も書きました。

高齢者に免許を返納してもらう方法☆電動アシスト自転車の購入で解決

ただ、これはまだ即効性がないことだと思っています。

 

そこでもう一つ新しく始めるのがロードバイクです。

 

ここ数年でブームが訪れ、少し下火になってきていますが、まだまだ人気のあるジャンル。

アニメや漫画でも題材として使われているので、若い世代からも人気があります。

しかし、この但馬地区で扱っているお店は非常に少ない。

そしてどうしても敷居が高く見られてしまうのです。

慣れている方はネットで購入したりできますが、組み立てが必要だったりメンテナンスに困ったりすることがあります。

そこで、初めての方向けに入門用のロードバイクやクロスバイクの取り扱いを始めることにしました。

以前から興味があったがどこで購入すればいいかわからなかった方や、健康志向で日々ランニングなどの運動をされている方で体への負担が心配な方にオススメしていきたいです。

まだ私自身も始めたばかりで勉強中の身ですが、徐々に力を入れていきます。

 

これら2本とも、潜在的なニーズの発掘が必要になります。

特にロードバイクなどに関しては、当店で扱っていることを知る人はほとんどいません。

まずは少しずつでもユーザーを増やしていき、その方々にも周りに宣伝していただこうと思います。

 

「あそこの自転車屋の二代目が、ロードバイクの取り扱いも始めたってよ」

 

「おばあちゃんがあそこの自転車屋で電動アシスト自転車を買ったらしいけど、すごくいいらしいよ」

 

そんな声が町中で聞けるような店にしていきたいと思います。

 

解決策というよりも、まだ夢に近いことですが、これから実現できるように行動していきます。

 

たっくんでした。

 

 

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小野山 拓朗

小野山 拓朗

兵庫県養父市にて、自転車屋「サイクルランドようか」の二代目として修行中のアラサー。趣味は映画やアニメ鑑賞、読書、たまにカメラ。勉強も兼ねてロードバイクも始めました。今年の目標は10㎏痩せること。現在1㎏増です。

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